よく、「○○神社は商売の神さまだから」と言って、わざわざ遠方まで足を運ばれるということを聞きます。しかし、商売繁盛の最大の神さまは、商売を行っている地元の氏神さまに間違いありません。地元の神さまを無視し、ご機嫌を損ねられると困りますね。有名なご利益の神社も結構ですが、まず氏神さまに参ってからでも悪くないでしょう。また、商売繁盛の神社だからといって、単に会社の金銭的な儲けのみでよいのでしょうか。勤める人たちの日頃の健康や、世間全般の幸福あっての商売ではないでしょうか。こういった意味からも、地域住民の平素の無事を守ってくださる氏神さまこそ、お参りする意義があるものです。
開業記念日や、毎年2月の初午の日を選んでお祭りすると良いでしょう。 |