神職にとって日々の生活は、就業時刻など無いために基本的には一日中が神務奉仕の心構えであると考えます。よって、飲酒も泥酔する飲み方では万一お宮に急務があったときの対応ができなくなりますし、人の悪口を言うようなことであれば氏子崇敬者からの信頼を損ねることとなるでしょう。常に人の規範である姿こそが我々に求められる最低限の志と考えます。 神務奉仕とは、いつ如何なる事態にも対応できる態勢が必要となります。また氏子世帯が多い当宮では、年間を通じて祭事が無い日は近年は数日となっております。団体旅行の誘いを戴くこともありますが、行きたい気持ちは山々ですが、上記理由によって行くことが適いません。定休日が無い神社では皆さんそうかと思いますが、お宮第一、氏子崇敬者第一と考えれば当然のことかも知れません。 相手の立場を思いやり、尊重する大人のココロは大切なことです。自身の足許をいま一度照らし、反省する時間を持ってみてはいかがでしょうか。
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