山口では、毎年秋の恒例行事となった「アートふる山口」が、今年も10月２日（土）、３日（日）の両日、山口の中心地において開催されます。主に竪小路〜後河原において、民家に様々な展示物を置いてその日だけ「小さな美術館」となります。
例年当宮では、外観のみ「文化財」ということでの参加となっております。これは、神社の宝物展示は貴重な史料のため殿内に展示した場合、終日人員は配しておかなければならなく、祭事で空けることができなくなるために不可能でした。
そのようなところ、今年は志高いスタッフの方のご尽力により、鍵付きのガラス展示ケースを導入してもらうことができました。会場は竪小路にある十朋亭ということで、当宮も展示依頼に快諾することができました。
本年は大内氏の山口開府６５０年という記念すべき年であるために、兼務社（当宮のほかに兼ねて奉仕する神社）の築山神社所有の大内義隆の肖像画を公開するほか、宮司家所有で幕末の公家、三條西季知の書額を展示します。興味のおありの方はどうぞご覧になってください。
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