新年度が始まる時期となり、徐々に温かくなってまいりました。お花見シーズン到来ですが、連日の強風により境内は清掃後も直ぐに落ち葉で散らかってしまいました。お詣りの皆様にはお見苦しいことで申し訳ございませんが、どうか事情をお察しくださりご了承ください。 当宮の桜はまだまだ開花には遠いようですが、この数日のポカポカ陽気で頑張って開こうとしてくれているみたいです。 さて、二年前にこころ無い行為により抜き取られた若い桜の幹が一本ありました。無造作に投げ捨てられており、放っておくと薪に使われてしまいそうでしたので、無理と思いながらも復活を願って山上に植え、肥料と水を細目に与え続けました。その死にかけていた桜も、今、生きようと精一杯芽を育んでいます。こういったところからも、何か教えられるものがあります。大事に見守ってやりたいものです。
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