山口総鎮守 今八幡宮
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御神木とムササビの巣
2013年01月21日

 境内で生育する全ての樹木は御神木といえますが、なかでも取り分け大きな樹をもって御神木とも言われます。
 当宮で最も大きな樹(幹廻り)は他にありますが、目につくところでの最も大きな樹はムササビの巣になっています。ムササビの生態には明るくありませんが、寒い時期は冬眠などするのでしょうか?観察をされる方は寒い中、夜間も暗視スコープで熱心に観ておられました。
 なお、このムササビが巣として利用している穴は、キツツキが開けたものですが、この穴(複数あります)から入ると思われる雨水により樹木が相当腐食しており、円筒形のドーナツ状に周りだけで支えられております。そのため倒木による社殿の倒壊の危険がありますので、旧臘ワイヤーで吊りました。これがどの程度安全か解りませんが、無いよりかは安心できます。ムササビなど自然界の生物のためにも、また何より鎮守の杜を形成する巨木のためにも、頑張ってほしい御神木です。


画像
(見えづらいですが、ワイヤーで吊っています。)


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