この時期としては例年にない暖かい陽気に日曜日ということが重なり、当宮でもここ数十年で最も参拝者が多くお見えになりました。 先日の本頁において、「当宮ではなるべく一組づつお祭りしております」。と申しましたが、祈願をお待ちになる方が殿内に入りきれなくなり、一組づつではとても追いつかないためやむを得ず複数組で執行せざるを得なくなりました。最大で七組同時になるなど、例年の二倍強である延べ200件を超える星祭り(諸祈願祭)が行われましたが、纏めてのお祓いになりましたこと、申し訳なく、皆様にはご迷惑をお掛けいたしました。それでも参拝者からは、「ここでは宮司さんと禰宜さんの二人掛りでお祭りして貰えてもったいない(有難い)」。とも言われました。確かに山口の神社では通常は一人奉仕(神主さんが一人で祈願祭を行う)ところが殆どであるため、二人態勢は豪華版かもしれません。 夜間九時を過ぎても参拝者が切れないのは、日赤など勤務終わりの方がお見えになるほか、車の往来が少なくなるこの時間帯、交差点に豆を置いて帰る風習があるためですが、近年は環境美化への意識でしょうか、こういった方は少なくなりました。 また、プロ並みの写真をお撮りになる方が「撮影した写真を差し上げます」と仰ってくださいましたので、また掲載してご披露したいと思います。
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