某神社で節分の豆撒きを行われた方から、憤りの電話がありました。要旨は下記のようです。 何の名簿で調べたのか、突然電話で年男として豆撒きの依頼があったので引き受けたところ、玉串料という名目で参加費3万円を求められた。山口の節分豆撒きで、このようなことをする神社があるのですか。腹が立ってしょうがない!! そうですね、決して安くない金額を善男善女から集めるとは、節分行事を理解してない所のようですね。このようなところがあるとは存じませんでしたが、何より当宮の感覚としては豆撒きを奉仕して下さった方(神社の行事に参加してくれた有難い方)から参加費を徴収するとは非常識に思えます。むしろ、奉仕料とまではいかなくとも、記念品程度を差し上げて良いくらいです。 都市部の大社などでは芸能人や力士の豆撒きがテレビで紹介されますが、彼らから「参加費」は取っていないでしょう。むしろ支払うくらいのことを考えると、いかに田舎神社の非常識な程度が解ることでしょう。金銭のみに固執する醜態です。誰に向けて豆を投げたのでしょうか?更に、氏子区域外の人を寄せ集めねば成立しない行事を無理に行う神経も常識を逸脱しています。(崇敬神社は氏子が存在しないため例外です)。 身の丈にあった「程度」というものがあります。「そのうち(既に)皆さんお分かりになってくるでしょう」。とお話ししておきました。
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