昨日、よく知る若い女性の氏子さんが、お宮の事をお聞きしたい(調べたい)ということで、拝殿でご説明申しあげました。この方は、お爺様がかつて当宮の総代をお務めになっており、また兼務する神社でも重要なお役をなさっていらっしゃったなど、大変お世話になりました。現在、このお孫さんがお爺様の遺志を受け継いで、神社に対して非常に親身になってくださっています。 さて、優れたお志しをお持ちのお孫さんですが、当宮からの拙い解説にもノートを執り熱心にご質問されるなど、恐縮するほどに神社のことを考えてくださっています。このような方によって、神社は何十年・何百年と支えられているのだと実感しました。また、「ここ今八幡宮は、派手さがなく落ち着けるところがとても気に入っています」。「友人たちも皆そう言っており、ここが大好きなのですよ」。と有難いお言葉も戴きました。 派手なイベントはどこでも行っていますが、地道な努力こそ、一過性ではない悠久の歴史や文化財を為す地域における氏神神社の役割であると、改めて背中を押されました。 ふと気がつくと、2時間以上も休まず熱中したやり取りでした。あまりに集中してしまい、お茶の一杯も出さずに大変ご無礼をいたしました。判る範囲は限られますが、いつでも・何なりとお聞きいたしますので、またどうぞお越しください。
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