神社の照明とは、かつては勿論ロウソクが使われておりましたが、現在は電球・蛍光灯を用います。拝殿などに絵馬(絵画)など歴史的美術品が飾ってあることを考えますと、これらは保存するうえで紫外線などの悪影響が懸念されるところですが、ロウソクによる火災などを考慮しますと仕方ないのかも知れません。 当宮では、このような理由で拝殿等の照明は祭事があるときだけ点けておりますが、ボンボリは終日灯しております。60ワットの電球一対を一日9時間、一年中使用しておりましたが、この度これをLED電球に取り替えてみました。 使用電力が何と6ワット、これまでの十分の一です。しかもより明るくなり、寿命は長くなるなど良いことずくめです。また、普通の電球と比べて紫外線の放出が極めて少ないということも建造物や美術品を保護するうえで助かっています。ボンボリのほか、外灯など10カ所ほど交換しました。今後は蛍光灯も順次交換していきたいと思います。
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