30数年前まで、秋の例祭にはお神輿とともに馬が出ておりました。その頃は、宮司・禰宜の神職二人を乗せて近くのお旅所まで往復しておりました。現在は車両等交通の安全上、警察の指導もあり馬を出すことは困難になったことは残念なことです。またいつか記念祭をおこなうときだけでも出したいものです。 このときの馬を繋ぐ小屋(厩)は、境内の後方にあります。現在は厩として使用することが無くなり物置として使用しておりますが、江戸時代の文献によると、この厩は全国的にも珍しく床に板が敷いてあるものだったようです。使用されなくなってからは腐食したため取り除かれましたが、今も当時二頭繋がれていた様子は懐かしい思い出です。
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