山口総鎮守 今八幡宮
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山口赤十字病院
2013年02月17日

 当宮が鎮座する「八幡馬場」(やわたのばば)は、文字通り八幡宮の祭礼において流鏑馬や神輿に供奉する騎馬神職の馬が集まったところを意味します。この八幡馬場には大きな企業などはありませんが、当宮のほかに、自衛隊山口駐屯地及び自衛隊山口地方協力本部(隊員の募集機関)と、山口赤十字病院があります。
 自衛隊(旧陸軍42連隊)・日赤ともに戦前からある施設であり、当宮と合わせてこの地区のシンボルといえましょう。自衛隊の方も良くお詣りになり、「日頃から八幡宮さまには見守っていただいており、心強く有難く思います」。とおっしゃいます。
 日赤もまた、通院(入院)の方のご参拝がありますが、医療関係に従事される職員の方は残念ながら殆どお見えになりません。かつては開業記念日には主だった幹部の参拝がありましたが、今は途絶えてしまいました。時代の最先端(医療技術)と、500年を超す伝統文化を守る古い施設とは対照的ですが、日頃から神様に間近で見守られてお勤めできるとは非常に有難いことでもあります。通勤で毎日通る際、石段下から一礼するだけでも、感謝の念を表し、日本人として心が豊で充実した日常を送る上で大切なひとつでしょう。
 職種は違えども、「人を支える」「人を助ける」「拠り所となる」という意味においては共通しています。神前に一礼することや、月に一度でも参拝するということは地域で働く(生かされている)ことへの感謝の表現です。遠く病室からお宮を拝む方もいらっしゃいます。職員こそ、こういった気持ちを忘れずにいてほしいものです。


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(お宮に参る、ココロのゆとりを持ちましょう。)


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