二月も既に下旬となりました。「一月は行く」、「二月は逃げる」の言葉通り、つい先日お正月であったような気がします。
本日は早朝より、ＪＲ新山口駅そばのビルに新たに営業される会社の事務所清祓式（営業所開設奉告祭）に出向いたしました。この地は当宮の氏子区域ではありませんが、当該氏神神社さんが事情により出向できないため、依頼を受けて代理で伺いました。（もっとも、当山口地区においては規定がなく、崇敬神社であれば氏子区域は関係なく自由に出張祭典が行えるため、兼務神社に崇敬神社が多数ある当宮も自由自在に隈なく出張できるということになりますが、通常は当該氏神さまに失礼に当たりますので道義的に行くことはありません。）
立派なビルで、他県からも主だった方が多数御参列されていました。広報担当と思われる方より、「社内報に掲載しますので、祭典中の写真を撮らせてください」。と言われました。勿論、ご自由にお撮りください。全国津々浦々に何百と支店がある大企業ですので、社内報も相当な部数発行されていることでしょう。今後一層の御発展を衷心より祈念申し上げます。
当宮に帰着後、安産のお祓いにお見えになった方は、妊婦のお母様でした。お嬢様が他県に嫁がれて御懐妊とのこと、実家が氏子さんということでお詣りになりました。
安産祈願は、本人（妊婦）の氏神さま（生まれた地の鎮守さま）で行うことが本来の形です。勿論、嫁ぎ先の氏神さまで行われても結構ですが、初孫を心待ちにされるお母様のお喜びの様子が微笑ましく思えました。おふだやお守りは送って差し上げてください。そして、何よりも麗しいお祝児が無事御誕生されますこと、心からお祈り申し上げます。
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