前回の更新が4月1日であり、およそ一ヶ月以上滞ってしまいました。春祭りの連続に加え、新たな社報の発行に向けた編集作業で多忙などとは言い訳いたしません。 以前当欄でも少し触れましたが、当宮御本殿回廊に安置され、永く風雨に晒されて損傷の激しかった随神像が、ようやく修復から帰還されました。暫くの入院からの復帰といったところです。 鮮やかに彩られた一対の像は、まるで新品のようです。それもそのはず、あまりの傷み具合により部材の8割を新たに作ったということです。しかし、残りの2割は元の材料をそのまま使用しているため、あくまでも「修復」であり、「新調」ではありません。今後の保存を考慮し、全体をスッポリとアクリルケースで囲い、当面は日光や風雨から保護するため拝殿に安置いたします。 お詣りなどでお越しの際、どうぞご覧ください。
|