本日夕刻6時より、兼務する八坂神社の祭礼、今年の山口祇園祭の関係者打合せ会が、当宮裏にある神社庁において開催されました。 およそ80名の関係者が集まり、様々な意見が出されてとても有意義な会合となりました。 とかく、このような会合では我々神社関係者以外の一般の方がメインとなるため、新たな風(意見)が吹き込まれますが、大きく分けてみると、「変化をもたせる」=「変わったことをしないと、人は飽きて来なくなるよ」という意見と、「変わったことは敢えてしないようにしましょう」=「伝統や重々しさを維持するためには、一過性の流行に左右されず、昔のままを続けていくことに、今後の継続性を見出す」という意見に分かれます。どちらが良いものか未だ判別付きませんが、本来「祭り」とは、神社の人間が一方的に行っていくものではなく、まちの(郷の)皆が協力して、皆で作り運営していくものです。よって私たちは何も言わず、皆さんが良いように(好きなように)行って頂いて良いと考えます。自由闊達な意見が飛び交う結果おこなわれたものが、例え「変わっていない」ものであっても、それが最終的に最も「良い」とされた結果ですので、「何もしていない」わけではありません。 7月20日に開幕する今年の山口祇園祭、ぜひお越しください。
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