日本人は、古くから「正直」を重要な徳目の一つとして考えてきました。この考えは神道にも深く根付いており、ウソや誤魔化しを忌み嫌い「浄明正直」と、浄く明るくなどとともにその実直である心を旨としております。 人の噂話や批判、悪口といった「正直」とは程遠い悪行を癖(へき)としている人がいます。可哀そうな人であると思いますが、これに生きがいを感じ、他人を蔑むことで自らに優越感を抱く世界観は理解に苦しみます。 アメリカの大統領も「我が国はもはや世界の警察ではない。」と言われましたが、自らを世の中の規範・取締役と事実誤認している愚かな考えは、もはや世界中のどこであっても笑い者となり通用しないことでしょう。
|