山口総鎮守 今八幡宮
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醜い「奢り」
2015年11月12日

 神道の原型は自然崇拝であり、森羅万象(世の中のあらゆるもの・自然)に対する畏怖、畏敬の念とその恵みへの感謝が基本となっています。このことは、こんにち尚、私達も「自然から学ぶこと」は勿論のこと、過酷な環境下でもたくましく生きる「動物から学ぶこと」、更には純真で無邪気な「子供たちから学ぶこと」など学ぶことだらけです。「子どもたち」でなくとも、年少者(後輩)から学ぶことも毎日のようにあり、それらが日々自らを成長させてくれていると感謝するところです。
 愚かな者に多い傾向として、「自分は何でも知っているんだ」。と言わんばかりに浅薄な知識をひけらかした挙句に、それを「訓示」や「教化」と自己満足している「裸の王様」を稀にみる事があります。こちらはすっかり白けて、内心苦笑いするしかありません。こういった方は、「自然から学ぶ」ことがあるのでしょうか?
まして動物や子ども、後輩から「学ぶ」など、論外でしょう。子どもや年少者(若者)に対し、何か一つでも良い所を見つけ、褒めて伸ばし、その教えに感謝する心は、吉田松陰先生も実践された「教育」ですが、こうした気持ちや考えの無い愚か者の言とは「百害あって一利なし」。であり、全く人の心に響くものがありません。
 反面教師として、こうした人からも「学んだ」ことに感謝しています。
 


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(「子どもたちから学ぶ」「後輩から学ぶ」)


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