他人を非難する「悪口」。あまり聞きたいものではありませんし、言う人の人間性も疑ってしまいます。一方で、これを吐露することで「気持ちが楽になり救われる」という方もありますので、聞く耳を持つ必要もあるのでしょう。良いことか良くないことかは一概には言えません。 別神社の関係者より、「○○神社の宮司の娘はすぐに離婚した出戻りだが、やはり親父がうるさいからだろう。気の毒に・・・」。
知っていますが、あまり聞きたくないことです。 「○○神社の娘さんは優秀な方で、今は海外で政府のボランティア活動をされているそうですよ!」
知っていますが、これは何度聞いても温かく誉と言うべき良いことです。
人間の悪口の99%は、おそらく自分には無いものを欲しがる欲求=「ひがみ」なのでしょう。
神職は「神さま」と「氏子」を取り持つ(繋ぐ)裏方に過ぎません。自分が前に出て目立ようではその資質に疑問を持たれることでしょう。 偉そうなことを皆に「のたまう」人間にだけはならぬよう、精進するのみです。
|