今日は平日ですが、大安ということもあり店舗改修工事の安全祈願・井戸祓いほか、多数のお参り（祈願祭）にお越し頂きました。旅行者の御朱印も多数あります。御朱印は御社殿のある場所ではなく、正面石段下の社務所（自衛隊前バス停）で受け付けしております。
当宮に関係する古文書には大きく次の２種類があります。
①大内時代（室町期）のもの。
②幕末・維新期～明治・大正のもの。
さらに、所有者としては
①宮司家所有のもの（個人蔵）
②今八幡宮所蔵のもの（社宝）
本日は宮司家所有のうち、気にはなっていたものの長年放置されていた幕末は慶長元年の会津藩家老、手代木勝任の解読を山口大学の先生にご依頼しました。手代木は、坂本龍馬を斬ったことで有名な京都見廻組隊長である佐々木只三郎の実兄であり、会津藩主松平容保の厚い信任を受けていた大物です。
内容は、第一次征長の処分に関する当時のかなりの重要な機密事項が記されており、そのことを晩年回顧した漢詩とともに軸にしてあるものです。
詳細をここで簡単に記すことはできません。また解読にご協力戴いた先生も国文学が御専門でお解りにくい箇所もあったようでしたので、写真をお撮りになり後日またということになりました。
興味深い内容と思われます。所蔵文書を少しずつ解読し整理していきたいと思います。
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