過日、当欄でも募集しました各調度品の奉納につきまして、熱心な氏子崇敬者の皆様から続々と寄進のお申し出をいただき、随分と調(ととの)ってまいりました。これまでは当宮の宮司は、他に本務があっての「兼務」(掛け持ちの神社)であったため境内整備ほか調度品も不十分でしたが、これからは徐々に良くなって行くと思います。この僅か3ヶ月の間でのご奉納は、ステンレス製柄杓3本(一本が何と5千円)、壁代4條、LED外灯の取り付け、提灯2張、几帳1條、几帳台一基、ほか恒例の甘酒1,000杯分。ほかにも不定期で社報の発行費など多々ありますが、清掃奉仕や各種作業の「技術の奉納」も日常的に頂いております。本日も早朝より、長らく不具合であった拝殿の戸、及び戸の溝の補修の奉仕で氏子さんがお見えになっています。「お正月までには何とかしないとね。」と、年末の繁忙期にも関わらず複数の職人さんをお寄せくださっています。これら全ては神さまが導いてくださった「御神縁」であると、ひたすら感謝するのみです。
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