新年の初詣において、複数の神社を巡る(巡拝)方もあろうかと思います。他の神社に行かれたあとで当宮にお越しになった方の多くが驚かれることがいくつかあります。
@「おみくじ」が30円。ほかでは百円ですよ。安いですね! A「焼き芋」「甘酒」無料なのですか。 良心的ですね! B縁起物(破魔矢・熊手)が他より安いですね。商売っ気が無く 親切ですね!
全て「当然」のことと思っています。 お参りされる方が最優先であり、その方のお宮を敬われるお気持ちが第一です。神社の中には、神社の利益(商売)最優先で何でも有料にするところもあるらしいのですが、そこまでせずとも当宮には折に触れ寄付・奉納をしてくださる氏子さんもあります。また、これら参拝者からの寄進は参拝者にお返しすることは当然と思っております。当宮近辺の山口は神社が多い為、皆さん巡拝してお越しになるとその差がよく目立つようです。
自身(自社)の利得利益のため「お金」に血まなこになる神社とはいかがなものでしょうか? 例え小さくともそのような無様な姿を晒すことなく、氏神さまとしての尊厳を維持し、精神的な安らぎ・安心感を感じてもらえるお宮でありたいと思うことは至極当然のことです。
幼稚園の子どもが「自分で買う!」と、可愛らしいお財布から30円取り出し、「子どもおみくじ」を引く姿を見ると百円など論外といえましょう。
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