本日も多くのお参りがありました。厄除け・安産・車のお祓い等、寒中にも関わらずお越しくださる篤いお志しに、当宮に対する真摯なお気持ちが垣間見えます。
言うまでも無く、当宮には多くの樹木が杜(もり)を形成しており、境内の木は全て御神木とされます。基本的にはあまり人の手を加えず、自然に任せておくほうが良いのですが、それでも樹木の生育のうえで、また建造物保護のうえで枝打ちを行う必要があります。そうは言いましても、相当に高い箇所の枝はハシゴも届かないために仕方なく放置するほかありませんが、本日は志しある崇敬者の方が「高所作業車」をオペレーター(操縦者)とともに持ち込んでくださったため、この機会に一気に枝打ち及び以前から気になっていた危険木(枯れ落ちた大きな幹が、途中の枝に引っ掛かり浮いている危ない状況)の撤去を行いました。 お祓いの合間であまり手伝うことができませんでしたが、幸い、いつも奉仕してくださる氏子さんがチェンソーで手際よく作業をこなしてくれたため、安心して任せることができました。 作業車の時間的な制約があったため、必要箇所の半分くらいしかできませんでしたが、取り敢えず行わねばならない最低限の箇所はできたうえ、移動して八坂神社にも行ってもらいました。 兼務神社が多いということは、通常一か所で良い所を何カ所も心配しなければならないので苦労がその分ありますが、使命感をもってこなします。 途中から急に寒くなりましたが、一応安全な境内は保たれました。
|