毎月朔日・15日は、月次(つきなみ)詣りといい、一日中お参りにお見えになる方が多くいらっしゃいます。なかでも朔日は特に「おついたち詣り」として、早朝からお仕事帰りの夜間に至るまでのご参拝があります。 今日は朔日の月曜日ということもあり、新年のお屠蘇気分から一新、新たな月の始まりで取り分け多くご参拝にお見えになりました。 連日、厄除け祈願が続いておることは、近年のご朱印とともに「神社ブーム」とも言うべき日本文化を見直す人々が増えてきていることは良い現象です。 今日お祓いを受けられた方のなかで、大学生のお若い女性がお一人で厄除け祈願にお見えになりました。案外ご遠方から自転車でお越しになったとのこと。 女性の厄年(数えで19歳・33歳・37歳)において、30歳代の方は多く見えますが、自らの意思でお越しになる19歳の方とは稀であり、とても立派な考えをお持ちの方です。当方の都合で30分もお待ち頂いたにも関わらず、素晴らしく謙虚で律儀であったことは、やはり若くともお宮に参る人は、人物が優れた方であると関心しました。 一年が素晴らしい年であるよう、祈念いたします。
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