一日中小雨が降り続き、ハッキリしない天候で明日の節分祭が気になります。 今日は各種祈願のほか、出向祭典があり、市内でも旧家にお邪魔しました。 いつの建物でしょうか、相当に古い趣きある日本建築であり、とても大きな建物です。十年位前まで、ご商売をなさっており、またご自宅も兼ねてあったお宅です。あまりに古く、近々解体されるそうであり、その前に3カ所に祀ってある神棚を処分するおまつりです。 「勝手に処分(捨てる)するわけにもいきませんし。」
そうですね。恐らく100年以上に亘り、先祖代々大切に守って、そして信仰されてきた神さまを、不用意にゴミに出すわけにはいきません。 三か所の神棚は、それぞれ鄭重におまつりし、明日のどんど焼きで焚き上げるために持ち帰りました。 「気にしない人は気にならないのでしょうけどね。」
いいえ、ごく普通の日本人であれば、少なからず気になります。 建物が無くなることは寂しいのですが、立派なお志しによりお家(お店)の神さまは、安心してお帰りになったことと思います。 今は既に別の土地にお住まいのようですが、ご家門の更なる繁栄をお祈りしております。
|