石段下の枝垂れ桜も散り始め、短くも儚い(はかない)華やかであった時期を終えようとしています。この儚さに、古くから日本人は日本的な美意識を感じてきました。そういう意味においては、この散り際もまた、風情ある情景を表しています。
過日(随分以前から)、当欄において写真の提供をお願いしましたところ、ご提供くださった方がありました。 当宮には所蔵していない一眼レフカメラで撮影された写真は、手のひらサイズの安価なコンパクトカメラにはない、絶妙な背景のボカシを創出するまさに一品です。(なかにはミスでしょうか、手前の花がボケて、背後の落ち葉にピントがいっているものがありましたよ。) これらご提供いただいた写真は、当欄にて使用させていただくほか、社報やポスター、また神社庁が催している「神社写真コンクール」への出品など、幅広く活用させて戴きたいと思います。 誠に有難うございました。
|