初夏の陽気と雨降りの毎日、中々屋外での作業が進みません。
随分と以前になりますが、旧知の作家さん（芸術系）の方より、「フランスの有名なカメラマンさんが、日本の民俗芸能に関心があり、その撮影で来日され全国を回られています。ついては今八幡宮の境内をお借りして撮影しても良いでしょうか。」というご依頼があり、勿論快諾いたしました。高級ブランドであるエルメスのカメラマンもされているシャルル・フレジェさんという方だそうです。
当日は国内外から、かなりのクルー（撮影スタッフ）が同行され、本格的な様子でした。恐らく経費も相当掛かっているようです。ほぼ丸一日掛かりでしたが、あまり天気が良くなかったように記憶しています。
それから相当な時間が経ちましたが（全国を回られているので、また途中帰国もあったのでしょう。）作家さんがその作品集（写真冊子）が完成したとのことで持ってきてくださいました。
長い時間を費やされた作品集をひと言で表現することは憚られますが、「素晴らしく美しい写真」でした。どうすれば、このようなキレイな写真になるのか不思議であるとともに、民俗芸能（例えば秋田のナマハゲなど、全国の有名無名な宗教的伝統民俗、山口では祇園祭の鷺の舞）が、何かとても美しい芸術作品となっています！
作者の権利があると思いますので、残念ながら当欄ではその写真をお見せすることはできませんが、下記アドレスをご紹介いたします。
http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/
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