昨日は、後河原にありますクリエイティブスペース・赤レンガにて開催されていました墨風会(水墨画の会)さんの作品展に見学に参りました。 墨風会を主宰なさっている濱中応彦さんは、滋賀県在住で関西(主に大阪)を中心に活躍されている水墨画の権威ある先生です。 水墨画の画聖と称えられ、山口にもゆかり有る雪舟の生誕600周年の節目が4年後の平成32年であるため、当宮にて関連した催しや構造物を設けさせて欲しいという要請があり、数年前より関わりを持たせていただいております。これは、雪舟のアトリエである雲谷庵が天花にあり、当宮の氏子区域であることと、雪舟の没年が1506年であり、当宮の建立(1503)の三年後であるため、雪舟も晩年この新築されたお宮とは関わっているとの理由によります。 水墨画の発祥は中国ですが、雪舟はこれを「日本風」に変えて大成させました。当宮において確認されている雪舟の作品は未だありませんが、未整理文書のなかに紛れているかも知れません。見つかれば大発見となりますが、とてもそのような時間がありませんので、「あるかも知れない」ということで後世に委ねましょう。
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