梅雨明けはもう少しのようですが、強力な台風が近づいていることが心配です。 昨日は恒例の「万葉乙女の会」による古事記の輪読会に伺いました。やむを得ずご参加出来なかった方もあり、7名の方が見えました。 いつも通り読み下し文を段落ごと順番に朗読し、その段落ごとに解説・注釈を加えていきます。初めの頃より皆さん慣れて来られたのか、活発な質問や解説が交わされ、気が付くといつの間にか一時間など過ぎています。 途中休憩で出して戴く「おやつ」も楽しみのひとつ。今回はオーガニックドリンク。素材そのものの持ち味がダイレクトに伝わってくる、身体に優しい飲み物です。
「これまで古事記がこんなに面白いとは知りませんでした!」
凡そこのように皆さん仰います。学校で他の古典は教えても、古事記は殆ど学ぶことがないということは少し残念なことですが、その気さえあればこうして仲間同士学び合う機会はいくらでもつくることができます。また「皆で学ぶ(学び合う)」からこそ楽しいのかも知れません。更には「物理的」「科学的」には解明されない文系特有の「想像(創造)力」が満載の古事記ならではの、「考えながら読み進める」ことも面白い一つです。 今回も少しずつ、着実に進ちょくしました。既に次回の開催が待ち遠しいこととなっています。 参加者の皆さんごく一般の方々ですが、向学心旺盛で、高い集中力を保つ、極めて優秀な方々であるためにテキストもどんどん進んでいきます。この上巻が終わるときも遠くありません。
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