日中は夏のような日差しに加え、湿度もやや高いであろう蒸し暑さを感じる一日。しかし夕方からは急に冷えるという、体調管理には難しい毎日が続きます。 本日は恒例の古事記輪読会である万葉乙女の会が、7名の参加により開催されました。 神社の研修会などを挟み暫くぶりにテキストに戻りましたが、既に半分くらい進行しております。皆さんも随分と慣れてこられました。 今回より段落の各担当者が、読み下し文に続いて自身の解釈による現代語訳も披露するという方法に変更しましたが、さすがに向学心の強い方々です。事前に「予習」されているのでしょう、完璧な語訳に口を出すどころか、逆に教えてもらうことばかりです。神さまの関係を系図として分かりやすく知りたいときも、すぐに別の「参考書」から「これです!」と、すんなり出てくるところに普段からよく読んでおられる様子が分かります。 本文の内容も、これまでの高天原の出来事から場所が変わり、著名な出雲神話が次々と登場するため、何となくでも以前から少し知っている場面と重なることも面白くなることに繋がります。これまで「何となく」の理解であったものが、より詳しく理解できるようになりました。
休憩ではオーガニック・カプチーノを出していただきました。カプチーノといっても砂糖や牛乳は不使用です。全てが体に良いもの(体に悪いものの不使用)を取り込むことで、ひと口ごとに浄化されている感覚となります。休憩中も、本文に対する議論が次々とでて尽きないところに、これまでと異なる関心の強さが見えます。
一巡したところで、今回も充実した回を終了しました。終えたあとにほど良い疲労を感じることは、それだけ頭を使った証拠。回を増すごとに人間が成長している(豊かになっている)ことは間違いありません。次回までに予習を行って「自分の解釈」を用持しておきます。
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