山口総鎮守 今八幡宮
詳細ページ 新着情報 

神宮研修旅行
2016年10月31日

 昨日、一昨日と一泊二日の日程により当宮氏子崇敬者の研修旅行が行われ、京都・滋賀・伊勢に行って参りました。
 快晴のもと、先ずは新幹線で新大阪駅まで約2時間の移動ののち、出迎えてくれたガイドさんとともにバスに乗車、京都の平安神宮に向かいます。
 七五三詣りも多い境内は、平安京を思わせる朱塗りの美しい御社殿もあり、まさしく京都を感じさせます。
 
 昼食は京都のすぐお隣、比叡山麓の「鶴喜そば」。奥まった団体個室に通されておいしいお蕎麦などを頂きました。
 
 食後は有名な比叡山延暦寺の拝観。僧職さんの解説を聞きながら、天台宗の総本山である本堂に座して、暫くの間変わらぬ歴史の流れを感じました。
 こののち更に近江神宮への参拝。ご祭神である天智天皇さまにちなみ「時の神さま」です。また百人一首の一番札を詠まれていることにちなんで「かるた」の聖地でもあります。大津京のいにしえに浸り、伊勢へと向かいます。

 着後、休憩ののちには会場を移して懇親会が行われ、本日の日程は終了です。

 翌日は神宮(伊勢の神宮)へお詣りです。
 まずは外宮。早朝8時の静謐な境内は、空気そのものが清らかで特別なものです。一同、通常は立ち入ることのできない御垣内での特別参拝を行い、境内に鎮座するほかのおやしろにもお詣りいたしました。外宮には一昨年開館した「せんぐう館」(遷宮の資料館)も拝観して、次は内宮へと再びバスで移動します。
 
 内宮では、到着後にすぐ神職さんのお出迎えを受け、解説を頂きながら境内を進みます。手水舎で手水を行いますが、正式に、古式にならい御手洗川(みたらし川)でも更にお清めして、まずは神楽殿で御神楽を奉納します。前の参拝者がお神楽を奉納されている待ち時間は、特別に立派な室内に通していただきお茶を頂きながら神楽殿の説明を受けました。
 お神楽は、祝詞に続いて4つもの神楽(舞・舞楽)が行われ、普段見ることのできない優雅な神楽をあげていただきました。

 お神楽に続いて、正宮に移りこちらでも御垣内特別参拝をさせていただきました。日曜日ということもあり、数千人の参拝者で大変な混雑のなか、私達一行のみ御垣内の奥まで進んで行く光景に、他の皆さんは不思議そうに見ていたことが印象的です。
 最後の最後まで格別な計らいをお受けして、神宮の職員さんには誠に恐縮です。また一般の参拝者さんにも、私達のみ優遇されていることに更に恐縮しきりですが、今回のお詣りで心身ともに清められ、新たな鋭気を養うことができました。全国の神社のなかでも別格である神宮さまに特別にお詣りできたことに、ご参加の皆さん一同、感謝感激で、無事に帰郷いたしました。

 今後も数年毎に神宮参拝を始め、各地への一泊研修旅行を開催したいと思いますので、皆さんどうぞ奮ってご参加ください。

※神宮での写真もありますが、単なる観光旅行とは異なる極めて神聖な場所であることに遠慮いたし、掲載は行わないことをご了承ください。


[ もどる ]
 
今八幡宮
今八幡宮社務所 〒753-0092 山口県山口市八幡馬場22
  TEL 083-922-0083 FAX 083-922-0312  お問い合わせ