朝日と小雨が視界に交差する早朝、西の空に鮮やかな虹が今日一日を後押ししてくれるような爽やかさ。 「早起きは三文の徳」。こうした時は三文の「得」と言い換えても良いかも知れません。早速キレイな写真を4枚送ってくださった方がありました。 虹は、中国ではヘビ(大蛇)に見立てたために「むし偏」が付きます。我が国では古事記にも出てくる言葉であり、語源は「にじむ」となります。米ハワイ州ではクルマのナンバープレートに描かれているほど、現地の住民にとっての象徴的かつ日常の光景です。英語ではアーチを描く緩やかな曲線を弓に見立て、雨の弓(レインボー)と言うところは、狩猟民族ならではの発想です。
今週末と来週末にかけて七五三詣りがピークを迎えます。幼い頃にお詣りしたことは、成長してからも覚えており、大人になってお宮を大事にしてくれる人となってくれることでしょう。
何かにつけて、「時間が無い」「忙しい」を口癖のように発する人をたまに見かけます。「ゆとりある豊かな生活」とは程遠い、せわしなさを感じます。 随分以前、「世界で一番忙しい人はアメリカの大統領」ということが言われていました。今は違うかも知れませんが、分刻みで行動することと、多民族国家を率いる最高権力者ということであったからだと思われます。 「時間が無い」という人は、「時間が無い」のではなく「時間の使い方がうまく出来ない」不器用な人のことです。何かにつけて「忙しくて時間が無いから欠席します。」を理由にする人は、あたかも「世の中で自分が一番忙しくしている。」と言っているようなもので、相手に対して失礼な言い方となります。 「○○時まで用があるので、そのあとで良かったら参ります。」ということが、相手に対する思いやりでしょう。 大阪商人の常套句に、「もうかりまっか?」「ボチボチでんな。」というものがあります。本当は儲けていても「ボチボチ」と控えめに答えて相手を思いやります。 「忙しいですか?」の問いは、話す事がない相手に対しての挨拶にひとつであり、例えどんなに忙しくても「そうでもありません。」と答えるものです。 大人であれば、決して「忙しくて時間がありません」などと恥ずかしい返答は避けるべきです。
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