雨が降りそうで降らない一日、吉敷にある兼務神社の例祭と御神幸祭（お神輿）のほか、毎年恒例の陸軍墓地の慰霊祭などが行われました。
午前、いつも大変お世話になっている方とそのご家族・ご親族がご参拝にお見えになりました。
遠く、欧州在住の御親戚がお越しになることにあわせ、皆さんで外出というとき、観光地などにも行かれることはあると思いますが、「皆で神社でのお祓い」を選択のひとつとして親族一同により、当宮で報恩感謝（家内安全）のお詣りをされたことに、まずは立派な行為であると深く敬意の念を抱きます。こういう記念すべき場面で「お祓い」ということをなさる方はとても奇特な方です。
お詣りに際し、御神前へのお供え物として「お神酒」「自宅で採れた野菜」「ハゼ掛けで収穫された新米（玄米・無農薬栽培）」をお持ちになりました。なかでもハゼ掛けという、今では貴重となった製法により作られたお米は、恥ずかしながら頂いたこと（食べたこと）がありません。折しも二日後は新嘗祭（にいなめさい・現在は名称変更により勤労感謝の日）です。新穀をお供えして今年の収穫を感謝するお祭りというときに、このような貴重なお米をお供えできたことは大変有り難いことでした。恐らく神さまも感激されたのではないかと思います。新嘗祭のお祭りが終わりましたら、お下がりとして「初めて」いただきたいと思います。このような温かいお心づくしに、心より感謝いたします。
ご親族の皆さまが、当宮を始め山口を満喫されたことでしたら何よりでした。
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