当欄に記す内容が全く思いつかないこともあれば、湯水の如くたくさん湧いてくることもあります。忘れないよう書き溜めていますが、翌日に見るとあまり良い内容ではなくて削除することも多々あります。
スマホやタブレットを使用しないため、出張で自宅を離れると更新ができなくなります。 今の時代、世界中どこにいても容易に更新できると思いますが、これはかなり遅れています。しかし、愛読者の方であれば、これまでの経緯をご存じでありますので、理解してくださることと思います。
日本の航空会社の「おもてなし」やサービスは世界一と思います。世界の格付け会社のランクではカタール航空が一番だそうですが、だからと言って日本の大手航空会社に非は見当たらないと思っていました。
そのようななか、今回の出張で大手航空会社を利用して「???」というようなことがいくつかありました。
山口宇部空港から羽田に行きました。搭乗券は最近はチケットレスとなり、スマホかeチケットの二次元バーコードのコピーをゲート(改札みたいな所)にかざすと通れるようになっています。 手荷物X線検査の所で自分の番が来てかざしたところ、出てきた紙を見た空港警備会社の人が「少しお待ち下さい」として航空会社のスタッフ(グランドスタッフ)を呼びました。 後ろに並んでいる他の多くの乗客は、「何があったんだろう?」「早くして欲しい!」。という感じでこちらを見ています。人を待たせて恐縮な気持ちと注目を浴びる恥ずかしさ。 そのグランドスタッフの女性は、無線でどこかに連絡しています。こちらのeチケットを求めてじっくりと見ています。 5分くらい経過して、女性が再度eチケットをかざしたところ、普通に発券できたようで、座席番号などが印字された紙が当たり前に出てきました。 「どうぞ」。
「・・・???」
自分や後ろの人を待たせて、恥ずかしい思いをさせていて、何の説明も無く「どうぞ」のひと言で何事も無かったように振る舞う。 カタール航空に追いつけない理由のひとつが見えた気がしました。 帰りの便。山口宇部行きは、飛行機が離れた場所に駐機されているようで、搭乗口からバスで飛行機まで移動します。 男女二人のスタッフは、一人が発券を確認し、もう一人がバスに乗り込む人数を確認しているようです。 自分が通ったところで、後ろの人は一旦止められました。バスに座れる人数が自分までだったようです。後ろの人からは二台目のバスに案内されます。 一台目のバスに最後の一人として乗り込んだところ、座席は満席です。仕方なく吊革を持ち、立つこととします。完全にカウントミスのようです。 所詮数分のこと、立つこと自体は全く問題ありません。しかし全員着席のところ、一人立つことで他の乗客から注目されます。座れなかった同情でしょうか、見ない振りをされます。ここでも少し恥ずかしい思いをしました。 非の無い乗客に恥ずかしい思いをさせる。 もし、これが体の不自由な乗客であればどうなのであろうか。発熱している病気の乗客であれば。背中を痛めて立っていることが苦痛な人であれば・・などと思いながら、冷静に心を落ち着かせます。 益々カタール航空が気になってきました。
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