頂いた応援メールに、「本が好きで、難解な字であってもネットを使わず辞書を引いています」。という内容がありました。 今の時代、ネットですぐに、どんな情報も簡単に手に入りますが、安直な情報は長持ちしません。苦労して辞書をあたり、手にした情報は一生モノとして自分の教養になります。
書店のビジネス書や自己啓発書、「こうすれば会社(仕事)が上手くいく」のような本のほとんどは、自分のやり方が正しいという前提で人を指導する体の内容に違和感があり読んだことがありません。 野球のバッターで例えます。 ・豪快なホームランを連発する選手。 ・ホームランは打てないが、ヒットが打てる選手。 ・ホームランもヒットも打てないが、足が速く走者として素晴らしい選手。 ・これらいずれも出来ないが、裏方として選手を励まし面倒を見る精神的不可欠な選手。
いずれも必要な選手です。全員がホームランバッターではチームとして成功しないでしょう。皆の個性が集まり、一体となりバランスのとれた良いチームとなります。コーチは各選手の個性を見極めたうえで、適切な指導を行っています。自己啓発書は全てを「こうしなさい」と教えるもので、そこに個性や特技は無視されています。
自分が心がけていることは、
@他の人の良い仕事(や理念)は「真似る」のではなく「盗む」。 A仕事は与えられるものではなく「自ら見付ける」。 B傲慢や天狗、指導者ぶるようになった時点で、その人は「終わり」。年少者に対しても(年少者に対してこそ)謙虚さを忘れない。
誰にでも当てはまることではないと思いますが、自分の信念として実行していることです。
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