一日中どんよりした曇り空。雨は止みましたが、風が冷たく年末らしい気候となりました。
応援メールを頂き、この一年はこれまでにないほどマメに更新することができました。「見たよメール」をくださる方々には厚く御礼申し上げます。
頂くメールは、これを切り口に更新することが出来る(ネタ切れを防ぐ)こともあり、有難いことです。 最近いただきましたご質問より。
「神棚(宮型)の扉についている、金色の鳥のようなものは何ですか?」 これは海老錠(えびじょう)といい、海老の型をした錠(カギ)です。宮型のものは、これをかたどっただけの物ですが、神社の扉では本当の錠として用います。錠もいくつか種類があり、当宮のものは海老錠ではありません。 エビは長いヒゲを生やし、背中は曲がり、どこかお爺さんのようです。海老の文字通り、海の長老みたいですね。長寿の象徴であり、加熱で赤くなり鯛と同じく目出度くもあります。更には錠に用いるための適度なカーブが丁度デザインとして良かったのでしょう。 「神棚の五色(ごしき)について」
五色につきましては、無くても良いものです。神棚の棚板は、そう広いものではなく、ロウソクを使用したりと引火の恐れもあります。(現に少し焦がされたそうです)防火とお掃除しやすくするためにも、今後は用いないことをお勧めします。
ご多忙のなか、年末のお詣りを心がけてくださっているようです。素晴らしく清々しいお気持ちです。 皆さんの多くは、新年の初詣に気持ちがはやることでしょうが、年末の総仕上げ(参り納め)としての参拝もあります。新年に「今年のお願い」をするだけではなく、年末に「今年の御礼」のお参りりこそが大事でもあります。お願いはほどほどに、お礼を大事になさる、お手本のような立派な方です。
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