味覚が麻痺しているのでしょうか、かなり辛いものでも何とも思わない状態です。戴いた一味唐辛子はどんどん減っていき、タバスコも年に何本も空いてしまいます。
昨日は、米映画の祭典、アカデミー賞の授賞式でした。大統領批判のオンパレードに加え、受賞作品を間違えて発表するなど、異例ずくめであったようです。
アカデミー賞授賞式は、例年3月前後に開催されます。勿論、本場ハリウッド(カリフォルニア州)で行われます。 今から10年くらい前でしょうか、アメリカ旅行で、何度も行き慣れたハリウッド(当時は免税店がリトル東京から移ったハリウッドにありました。)にフラリと立ち寄ったところ、アカデミー賞授賞式の前日でした。 翌日に控え、丁度例のレッドカーペットが敷かれ(ロール状のものを重機で敷いていました)、翌日のために汚れ防止にそのうえにビニールが敷かれていました。(ビニール越しですが、レッドカーペット上を歩きました!) オスカー像の金色の飾り(テレビにも映る大きなレプリカ)も至る所に置いてあります。このために、既に近隣は交通規制が敷かれて車は通りません。(歩行者天国)。 明日行われる本当の会場も見学できました。その階上では企画展のような感じで本物のオスカー像を手にすることができました。(驚くほど、かなり重いものです。) さて、山口の田舎からやって来た者は、写真を沢山撮りました。オスカー像を手に、または巨大レプリカを、またはレッドカーペットを、またはこのために働くスタッフの姿を。この雰囲気を。 この翌年くらいでしょうか、パソコンが壊れてしまい、全ての写真は消えて無くなりました。この時の写真のみならず、パソコンに保存していたこの5〜6年分の写真全てが無くなりました。 数々の業者に復旧を依頼しましたが、結局不可能でした。 これ以後、デジタルは信用しません。やはり昔ながらのネガが一番です。事実、坂本龍馬の写真も、ネガがある限り今でも見ることはできますね。(バックアップをとっていなかったミスもありますが。)
結局は、最新のものは信用できません。デジタルなどその頂点です。現存する古事記も和紙に墨書されたものが1,200年以上存在しています。CDやUSBのデータは1,200年先に存在しているでしょうか? アナログが一番確実という結論に達しました。皆さんもお気を付けください。
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