三寒四温という言葉通り、本日はとても温暖な一日でした。数日前には雪が降ったとは信じられません。
昨日は恒例の古事記輪読会・万葉乙女の会が、７名の参加者により開催されました。
本文も終盤に入り、いよいよ展開が激しくなってくるところに差し掛かってきました。回答を悩ませる適格で高度な疑問・質問の数々に、皆さんの習熟度と予習されているのであろう熱心さがひしひしと伝わります。
ひとつ残念なことに、読み下しのあとに行う口語訳（現代語訳・解釈）について、テキストに書かれている監修者の解釈をそのまま読まれる方があります。これはあくまでも、この監修者の解釈であり、別の本では別のことが書かれています。その証拠に「語義未詳」というものも沢山あります。皆さんには何度も申し上げている、「（解釈の）答えはありません。」ということ。色んな想像をしてみましょう。ただし、名詞や動詞自体が分からないことがあります。そのときは「注」を参考にします。
間違いなどはありません。正答もありません。もちろん恥ずかしくもありません。自分なりに解釈し、現代語訳にして良いのです。決して誰もおかしく思いません。他の人が「私はこう思う」と言われることがあるかも知れませんが、それこそこの会の醍醐味です。そのために皆で読みすすめているのです。（色んな解釈や読み方が必要ないのであれば、一人で読んでも変わらないはずです。）
お楽しみである本日のデザート。甘酒を使用したババロア風の上品なおやつです。「飲む点滴」といわれるほどの栄養効果で最近はお店でも売り切れているそうです。（実際にこうじの棚に「甘酒人気により次回入荷のメドがたちません」と書いてありました。）併せてお抹茶を戴きました。
今月はもう一回開催されます。次回も精力的に行いましょう。
|
HOME