本日は旧暦の三月朔日。「弥生」の始まりです。弥生などの呼称（和風月名）はあくまでも旧暦で用いるため、「今月一日から弥生」ではなく、「今日から弥生」となります。（草木の葉が）「弥弥（いよいよ）生い茂る」という語源は、まさに今の頃であることが納得できます。
三寒四温という言葉があります。文字通り三日寒い日が続き、四日温かい日が続くということで、本来は冬に用いる言葉（中国東北部の気候が発祥であるため）ですが、我が国の気候では春先に使用する言葉となります。「四温」のあとは再び「三寒」に戻り、しばらく寒暖が繰り返すことは、高気圧と低気圧の関係によるものです。
今年は桜の開花が少し遅いそうですが、開花に向けて着実に「満を持して」待機していることと思います。
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