本日は一昨日に続き夏のような陽気。出向するお祓いが多いため、雨が止んでくれてひと安心です。
本日は早朝より出向祭典が続いたため、お宮でのお祓いは前宮司さんにお願いしてお任せし、戻ることなく出ずっぱりの一日でした。
そのうちの一つに、「タイムカプセル開封式」という珍しいお祭りがありました。実は10年前にこの埋設式にも伺っており、今日は当時の予定通り10年後に開封するということにより、このお祭りの奉仕となりました。
神事ののちにいよいよ開封されました。当時10歳であった女性が代表でスピーチされ、「私も今年二十歳です・・・」とても上手で立派な挨拶でした。 大勢が見守るなか、木製の扉が開かれました。
まず10年の歳月は、タイムカプセルとしては決して長くないのですが、埋設元が木製ということで、かなり朽ちており、材が腐って土になっている箇所も散見できます。役員の方が事前に確認されたところ、内部に蜂が巣を作っていたそうです。 扉のなかには、お菓子の缶(カンカン)に入れた手紙や写真など色々入っていましたが、どれも缶のなかまで水(湿気)が入り、紙はドロドロとなっています。写真も判断できないくらいの状態であったのが残念でした。
これを反省材料とし、次回からこうしたときには、
@内部には缶ではなく密封された容器に入れる。(タッパーのような気密性が高いものが良い。瓶はフタが錆びる。) A埋設元が木材である場合、外気や虫が入らないよう外からコーキング(隙間を防水性のゴムで塞ぐ)する。 Bビニール袋に直接物をいれない。(密閉容器に入れたものを、更にビニール袋に入れるなど二重にする。)
祭典と開封式のあとは、皆さんで晴天の下、おむすびとお汁、鮎をごちそうになりました。
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