梅雨入り当日は勢いよく雨が降りましたが、また暑い日となりました。苔が乾燥して随所で壊れてきました。程よい湿り気が欲しい毎日です。
昨日は恒例の古事記輪読会である万葉乙女の会が開催され、夕刻からの２時間、程よく快適な頭の体操となりました。
既に終盤、大詰めに差し掛かっており紙幅も僅かとなりました。重要箇所の連続です。しかし参加者の皆はこれまでの経験を重ねて慣れており、輪読にも余裕が感じられます。気を抜くと以前に出てきた言葉を忘れていますが、「確かあそこに書いてあった。」ということが分かればそれで構いません。月に２回程度の開催であるため、時間が開くと忘れてしまうのは仕方ありません。
「ここには（別の本の解説）こう書いてあります。」という指摘も頻繁で、参加者の熱心な学習が明快な解釈を導いてくれます。いつもながら、色んな解釈があり想像力を要するところが面白いところです。
中身の濃い充実したひととき、もう一冊分終わると思うと早かったようで寂しい気もしますが、次は何を読んでいくか目下皆さんで検討中です。
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