当宮に崇敬の篤い中市の鮮魚店「波柄」さん。先頃、道場門前にて牡蠣を中心とした炭火焼のお店をオープンされてお祓いに伺いましたが、次いで早くも湯田温泉は防長苑1階に、鮮魚居酒屋「防長回天・波柄」をオープンされることとなりました。 「開店に座布団の到着が間に合わないので、お宮のを貸してください!!」 どうぞお使いくいださい。古いもので恐縮ですが、30枚お貸ししました。 お宮、氏神様を大事にされ、節目にはお祓いをされる店主であるからこそ、お店も繁栄して姉妹店も順調に続々と開店されています。末永い隆盛を祈念いたします。
節分のあとに塗り替えに出していました楼門の「八幡宮」扁額が、彩色もまぶしく、昨日美しく蘇ってきました。 これは、昨年末に氏子さんより「年度末で定年退職することとなりました。これまで無事でこんにちを迎えられるのも氏神さまのお蔭。僅かですが寄付させてください。」という崇高なお申し出により実現したものです。 取り外しの過程で今回、これが安政7年(1860)に氏子からの寄進であったことが判りました。 参拝者からも(お賽銭箱のところから)良く見える楼門の正面、鮮やかに輝いて見えます。 修復された専門業者さんより、「僅かに残っていた顔料をもとに、寄進当時の色に戻すことが出来ました。」とのこと、160年の経過は退色を進行させましたが、これでこの先160年は安泰でしょう。 江戸時代にこれを寄進された氏子さん、塗り替えを寄進してくださった現代の氏子さん、修復をされた職人さん、皆さんが一体となり完成されたものです。どうぞお参りにお越しの際、よくご覧になってください。 ※修復前の扁額は、当サイト「写真ギャラリー」の「神額」楼門内をご覧ください。
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