紫外線が強い毎日。必ず日焼け止めを塗り、黒くならないように気を付けます。
燈籠の屋根は銅板で新しくなりましたが、境内末社の客人神社2社の屋根(トタン葺き)の錆びが目立ってきました。放っておくとそこに穴が開き、やがて雨漏り・腐食となってきますので、奉仕してくださる氏子さんと二人で錆び止めを塗ることとしました。 塗装屋さんに依頼すると優に10万円は超えるところ、材料費のみで1万円くらいで済みました。余った塗料は同じく末社の稲荷神社の塗装と掲示板の屋根にも用いました。これで暫くは安心です。塗装作業中でも、ご朱印が続々とあり、その都度手を留めて社務所に戻ります。
寂しいの「サビ」は「錆び」から来ています。確かに錆びついたものは、この先朽ちていくのを待つ哀愁があります。塗装を施したことで、イザナギのように蘇り(黄泉返り)ました。
晴天で作業日和であったため、ついでに気になっていたところも手掛けます。まずは御社殿東側から恵比寿神社前までの排水路(U字溝)脇に凹凸したコンクリート。参拝者がつまずく心配があったため、取り除き稲荷神社の拝壇と土留めに流用、次いで石段下の西側の狛犬に、枝垂桜の伸びた枝が覆っていたものを枝打ちして顔を出しました。
一日中境内に居ると、多くの参拝者とお会いする良い機会でもあります。さすがにお参りされる善男善女。作業中でも皆さん挨拶をして労ってくださる優しさに、体を使う作業でも疲労感はありませんでした。
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