市外と県外からも、大雨の被害を心配する連絡がありました。何事もなく無事でした。ご心配有難うございました。
神社は多くの方々の努力や協力により日常が維持されています。氏子さん、奉仕者などがそうですが、ほかにも陰ながら維持に協力してくれる心強い「御大（おんたい）」の存在があります。青大将（蛇）です。
古くから境内にお住まいのようで、この時期度々目にしますが、その都度生きてくれていることに安心します。
普段はトカゲ・カエルなどを食しますが、稀に御社殿の（どこから入ったのでしょう）ネズミ退治をしてくれます。
絶対とは言い切れませんが、99.9％人を咬むことはありません。むしろ、人を驚かせないという配慮から人気（ひとけ）を感じると自ら隠れて姿を消してくれるという気遣いができます。
木登りが得意ですが、時折「ボタッ」と落ちてくるときはびっくりしますが、申し訳なさそうに姿を消します。
白いものは岩国などで珍重されますが、やはり迷彩色が身を守るうえで安全です。なぜなら一歩外に出ると、ネコやカラス、イノシシ、ハクビシンなどの天敵が襲ってくるからです。なかでも最大の恐怖は人間がいじめることです。決していじめないでください。
以前は神事に用いるゴザやお供えする米の入った袋ををネズミにかじられる被害がありましたが、御大のお蔭でなくなりました。お互い共存しています。
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