湿度が高い猛暑日の昨日。汗ばむなかにも、時折木々の隙間からもれてくるそよ風が気持ちよく感じます。
社務所を訪ねてお見えになった方。「僅かですが、寄付をさせてください。」 奇特な方でした。有効に使わせていただきます。
前回は楼門の神額の塗り替えの寄付を頂きましたが、神社ではつねに寄付によって支えられています。
神社で用いる多くの備品・調度品になかには、神社が自ら購入すべきものと、氏子崇敬者からの寄進によって賄われるものの二種の性格があります。当宮においてはあまり区分していませんが、古いものを辛抱して使用しているときなど、見かねた方が寄進してくださいます。細かなところにも気が付いてくださることと有難く思います。
別神社の関係者より、苦情が寄せられることもあります。 「○○神社より高額の寄付を強いられた。」
同じ神社といえども、当宮ではどうすることもできません。ご無理であればお断りするしかありません。しかし、個人に直接依頼するとは何とも非礼な行為です。お人好しで断りにくい人が対象になるのかも知れませんが、こうした行為は自発的に行うものであり、個人に直接依頼すべきものではありません。
個人が自ら寄付を申し出てくれるお宮。幸せな環境です。
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