梅雨を前に、壊れた雨どいの補修を行い準備を整えます。一度完成したあとに改めて眺めると不格好な感じがします。再び解いてやり直し。これを2〜3度繰り返すという滑稽な素人仕事。終える頃に丁度雨が降ってきたので、キチンと水が流れているかを確認して取り敢えず終了。
平日でも凄まじいご朱印の連続により、一人ではもはや社務所を離れることができないという支障をきたしてきました。 本日お見えになったうちのお一人。アジア系女性の外国人であったため、お国を尋ねたところ、「香港です」。発音はともかく日本語は通じます。 「外国の方でご朱印を集められることは珍しいですね」。 「神社が好きなので、休日は色々と廻っています」。爽やかな笑顔で楽しそうに話されるところに、本当に日本が好きな方であると見えました。 「ワーキングホリデーで、今は下関にいます」。 かつてこの制度(提携国のあいだにおいて、期間限定でアルバイトしながら旅行する)は、日本・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドだけでした。現在は国が増えたようで、香港もそのひとつのようです。(中国も含まれるのか、または無いけど香港はあるのでしょうか)以前は23歳くらいまでの限定であったような気がしますが、若いときに各地を旅するということは国内外を問わず羨ましいかぎりです。こういう人を見ると、自分が出来なかったことを実現しているという羨望もあり、応援してあげたくなります。 記念品を差し上げると、粗品にもかかわらずとても喜んで「エヴァですね!好きなのです。」それがエヴァというものであることを知りませんでしたが、こちらは差し上げたキャラクターを外国の方から教わるという始末。恐らくアニメがきっかけで日本に興味をもち、ご朱印に辿り着いたのでしょう。 その国(人であっても)を本当に好きになるということは、その悪いところも含めて好きになるということです。「こういうところは好きだけど、こういうところは嫌い」ということは未だ本当に好きになっていないということです。
旅の若人。多くを見て、聞いて、体験して、両者の架け橋となってくれることを期待しています。
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