目下、次号社報の編集のさなか、読者より当欄の更新の遅れを指摘され、改めてサイトを開いて見ると、2カ月前のものが「New」の表示。申し訳ありませんでした。
神社の境内において、安全が第一であることは言うまでもありませんが、もしもそれを脅かす不安材料があるとするなら、境内の多くの樹木となります。 鎮守の杜を形成する重要な要素ですが、かなり大きくなっている木の、かなり高いところにある枝で枯れているものがいくつか見えます。これが、何かの拍子に落ちてきたとき、そこに人が居ると事故が生じます。車に落ちても問題です。また今は大丈夫であっても、いつどのような枝の落下、倒木があるか分からず、これが最も安全な境内を不安とする要因となります。 事故が起きてからでは遅いため、このたび急を要する箇所のみ二日間にわたり枝打ち及び伐採を行いました。 美しい景観の杜(森)とは、手入れの行き届いたものと思います。単に手つかずで伸び放題の樹木は管理の怠慢を示します。人々が集う場であれば、尚更常に危険木を除去する必要があり、今回の枝打ちにより、懸念していた半分は終えることが出来ました。途中、何人かの参拝者より、「あら、宮司さんでしたか。こんな作業もされるのですね」。と驚かれましたが、こういうことも仕事の半分はあります。夏日のなか、水分補給を心配してドリンクを差し入れてくださった女性もあり、感謝に堪えません。労ってくださる方、差し入れをしてくださる方も、私たちと同じく境内の維持管理に共に協力してくれていると深謝するところです。
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