気圧の関係なのか、日差しは弱いのですが、とても蒸し暑く熱中症になりそうな一日です。 昨日の夕刻。会合が終わると、午前に中途であった境内の清掃も「明日しよう」と放ったらかしにして、以前から予定していたマツダスタジアムへ広島カープのナイターに急ぎます。神さまに怒られそうですが、神前に頭を下げて認めてもらいます。
昨日までの強雨が嘘のような好天。神さまから頂いたねぎらいのご褒美と感謝。先輩の友人とともに球場に入ります。前から11列目という丁度良い席で全体も良く見えます。
カープの攻撃、先頭打者は初球からホームラン。続いてもすぐ加点。 時間もスムーズです。一方的な試合ではなく、終わり頃に相手も攻めてきてワクワクする展開。もしや、八幡さまの神さまも、息抜きに付いて来られたのでしょうか。 カープファンにはお馴染みの応援歌があります。得点した際に歌われるもので、「♪宮島さんの神主が、おみくじ引いて申すには、今日もカープは勝ち、勝ち、かっち勝ち♪」というものです。 宮島さん(厳島神社)の神職がなぜおみくじをひくのかなど疑問も残りますが、この曲は当大殿地区の人々は良く知る曲です。 原曲は「花咲か爺さん」ですが、県内屈指の歴史を誇る大殿小学校の運動会で行われる伝統の応援合戦。紅白それぞれの児童が様々な応援歌を歌いあうのですが、このなかにこの曲調を用い、次のようなものがあります。「八幡さまに、願掛けて、おみくじ引いて聞いたなら、今年も紅(白)組、勝つ、勝つ、かっつ、勝つ」。 八幡さまとは勿論当宮のことです。ここでは「神主」ではなく祈願者たる児童がおみくじを引いています。 かつて、運動会当日の早朝、児童はお参りしてから登校していました。おみくじも引いたことでしょう。現在このような子は皆無ですが、長い伝統を有す先輩児童は、運動会の必勝を願い、ここまでやっていたのです。(そもそも、現在も歌われているのか疑問ですが)。 八幡さまは勝負事の神さま。運動会や野球の試合も、皆と一緒に楽しんでいらっしゃることと思います。
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