兼務神社である八坂神社の祭礼「山口祇園祭」が近づいてまいりました。兼務ということで、通常は当宮をメインにしておりますので二重・三重に慌ただしくなります。
先日の野球観戦の出発前、新山口駅構内のコンビニで買い物をするため、レジの順番を並んでいたときのこと。 前の男性は、お土産らしき菓子箱をレジの机にパーンと投げ出しました。店員の女性はびっくりしていましたが、冷静に対応しています。続いて「○○円です」と金額を言うと、男性は紙幣を投げ落とし、次に硬貨を放り、投げ付けました。
店員さんは憤りを抑え、かなりこらえています。仕事に対する失望を持たれてはいけません。この方のお蔭で、私たちは商品を手にすることができるのです。 見ている自分さえ腹立たしく、注意しようかとも思いましたが、このような客は常識が通じないことでしょう。
自分の番がきて、帰り際、店員さんに「前のお客さん、ひどい人ですね。あのような人は例外なので、頑張ってください!」と励ましたところ、再びびっくりされましたが、「有難うございます」と笑顔が戻りました。
何気ない一言で救われることがあります。 思っていても、声に出さねば思わないことと一緒。 自分も幾度も人から救ってもらいました。これまでの方々へのお礼は、自分もそれを人にしてあげることと、ささやかに実行する毎日です。
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