境内に外国人旅行者が見えたので、英語の練習とばかりに張り切って話し掛けに向かったところ、日本在住で日本語が堪能な方。 外国人でも日本語話者や、周りに日本人がいるときは英会話ができません。自分の拙い英語力が知れるためです。 日本語が出来ない方、お待ちしております。
「ご多忙の中、毎日のブログ(当欄)大変ですね。」 「社報の作成、大変ですね。いつも楽しみにしています。」
時々励ましで言われることです。 「ブログ、面白くて参考になります。これまでのものを纏めて、本にされたらどうですか?」
これは褒めすぎです。 「海外旅行で見た異文化体験(理解)」のようなテーマで考察を加えたものはあります。特に神社の神職という純日本的な職業者から見たアメリカという、新旧正反対の国柄や文化比較に関するものは、いつか社報に掲載してみようと思います。 読者より、温かい応援メールをいただきました。 先日のご感想として、コンビニでの非礼な態度に「バチが当たると思います。」 その通りです。 かつては親や学校の先生から良く言われた言葉です。しかし、最近はこの「バチ」という言葉をあまり聞かなくなりました。 「バチ」は「罰」のことですが、神さまが与えられるものは「バチ」となります。神さまという前提の言葉であるため、宗教色を排除する向きにより、使用されなくなったと思われます。 同様に、給食時の「合掌、いただきます」も、「合掌」が仏教的ということで全国的に省かれているようです。山口の学校ではどうなのでしょうか。 我々日本人は長い年月、神道や仏教、神さまや仏さまを有難くいただいてきました。人智ではどうにもならない自然災害、自然現象。気候や実りの恩恵。数千年もの間、全て神さまからの頂き物(与えられた恵みやバチ)と考えてきましたが、これのどこが可笑しいのでしょうか。
世界のなかで、宗教色を排除した国はその後どうなったでしょうか。 日本では、程よく、倫理や道徳と並行して教育のなかに取り入れられていました。 「バチ」という言葉は、厳しすぎず、優しさを持った日本らしい、残していきたい言葉です。
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