連日の酷暑。この時期は午前と午後の二回、参道の石畳周辺に打ち水を行いますが、昨日は夕立があり随分と過ごしやすくなりました。ローカルニュースでは、この夕立のお蔭で気温が7度も下がったそうです。それだけ地面が熱くなっているということです。 朝、氏子さんで、自宅で飲食店を営む方より、「パンを焼いたので、今からお届けします。」とご連絡があり、すぐにお持ちくださいました。 ロールパンとレーズンパンが約10個。まだ温かいです。 「塩もバターも、全て上等の物を使ってるからね!」
見るからに美味しそうな数々。何よりも安全なものであるため、安心して口にすることができます。早速ご神前にお供えし、明日の朝、お下がりをいただきます。 正午、別の氏子さんより枝豆をいただきました。過日の当欄で枝豆の記述をご覧になられたのでしょう。お塩も一緒に添えられていましたが、これは油谷の海水を天日干しし、天日釜で焼いた天然塩とのこと。何とも貴重な塩です。こちらも早速ご神前にお供え。夕方に下げた後、夕食にいただきました。 神さまへのお供えのうち、食べ物のことを神饌(しんせん・「饌」は食べ物のこと)と言います。このうち最低限、必ずお供えするものは、米、酒、塩、水となります。行事があるときは、ほかに魚や野菜や乾物なども供えますが、当宮のような小さなお宮では、毎日は多くをお供えせず、この4つの最低限で抑えます。
今日は神さまも、パンの朝食(朝御饌)と枝豆(昼御饌)で、普段と違ったお食事でした。 お持ちくださった皆様、ありがとうございました。
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