山口総鎮守 今八幡宮
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安全が脅かされている現実
2018年08月30日

 数日更新できませんでしたが、再開です。

 まだ逃走犯が捕まらないという失態。犯人が近くに来ているということも無いとはいえません。安全が脅かされているということは、自分で守るしかないとうことになります。

 最近、再びお宮のお賽銭が盗難に遭うことがあります。参拝者が誠意を持って納められた浄財です。管理する者としては、一刻も早く犯人を見つけ出す責任があります。

 以前にも同じことを記しましたが、現場を捕り押さえたとします。相手の年齢や態度にもよりますが、警察に通報するようなことはしません。それによって、その人は神社を恨み、永久に足を運ぶことをしなくなるでしょう。人は誰でも間違いを犯します。反省して改めれば、以後、一参拝者として快く迎えます。

 捕まえたとき、相手が襲ってくることもあります。逃げ場を失ったことで、何をされるかわかりません。警察官であれば、指一本触れられただけで「公務執行妨害」として検挙できますが、我々にそのようなものはありません。一人奉仕の神社、怪我をすると以後は奉仕ができなくなり、多くの人に迷惑が掛かってしまいます。
 
 通報することで、数日にわたり何時間も調書のため協力しなくてはならなくなります。起訴されると尚更です。数百円の盗難で数日がとられる。これでどれほどの仕事が滞るでしょうか。自ずと、全ては自分で解決するしかなくなってしまいます。こうした体質、この方法しかないということは改善してもらわなければならないのですが、いつまでたってもこの手法。人の迷惑を顧みず、自分の都合で進めるやり方。

 生まれつきの凶悪犯などいません。道を踏み誤った時、正しいほうに導いてやるということも、宗教に携わる者としての役目と思われます。
 


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